ダイエットの勘違い/有酸素運動?食事制限?/アスリートボディメイク
『ダイエットの勘違い』
石野です。
最近ダイエットという言葉を聞かないことがないくらい一般的になり、様々なダイエット法が世の中に溢れています。
そこでダイエットの基本的なこと、大事なことをここではお伝えしていきます。
ここでは◯◯ダイエットやダイエットの◯◯法という手段の話ではなく、すべてのダイエットに繋がる本質的な部分のお話になりますので、是非最後まで目を通してください。
『体重が減った=ダイエット!?』
そもそもここから勘違いしている方が多いと感じます。特に女性に多く見受けられます。
私が考えるダイエットというのは、健康的にスリムになること。
ここで健康的と言ったのは過度な食事制限で健康的に痩せることはできないということです。なぜかというと、過度な食事制限・誤った食事制限をすると確かに体重は減りますが、その内容が良くないのです。勘の鋭い方はもうお気づきかと思いますが、体重が落ちている原因が実は筋肉が落ちている場合が結構見られるのです。
もう一つ私が考えるダイエットというのが、体脂肪を落としてスリムになること。
つまり体重が落ちても筋肉落としちゃいけませんってことなのです。やはり体脂肪を落としていきたいですね。
多くの女性に見られるのですが、体重という数字ばかり気にされています。
体重が気になるのか?体型が気になるのか?本来気にしなければいけないのは体型の方でしょう(もちろん体重もある程度の目安として大切ですが...)
体型の変化は目で見て分かりますよね?体重の変化、それも1キロや2キロの違いは本人以外、なかなかわからないものです。逆に女性の場合筋肉をしっかりつけると、見た目はかなりスリムになりますが体重自体それほど変わっていないということもあります。筋肉量が増えて体脂肪が落ちている証拠としてですね。
以前のブログでも書きましたが、筋肉が増えると基礎代謝量が上がるので徐々に痩せやすく太りにくい体質に変わってきます。ですので体重が1キロ増えた減ったで一喜一憂することはなくてもいいのです。体重を周囲の方に公表していかなければいけないのなら、体重も気にするべきですが大抵の男性は女性の体重はわかりません(教えてくれないケースがほとんど)
それなら体重という数値より体型を意識していった方がいいのではないかなと思うところです。
『ダイエットには有酸素運動がベスト!?』
痩せるためには筋肉を落とさず体脂肪を落として体重を落としていくことが大切、
とお伝えしてきました。では有酸素運動で体重を落とすのはどうか?という問題です。
ダイエットするぞ!と気合を入れてランニング(有酸素運動)をする方は多いのではないかなと思います。そしてそれによって実際に痩せた方も多いのではないでしょうか?
人のカラダは環境に適応するようになっています。寒い地方にいれば寒さも慣れてくるでしょう。逆に暑い地方にいれば暑さにも慣れてくるでしょう。もちろん寒がり・暑がりという感覚的な得意・不得意はあるかもしれませんが、人のカラダはその環境に適応できるように変化・進化していくものです。
これを一つ、スポーツに置き換えて考えてみるとします。
ここではイメージしやすい見た目の話をしましょう。例えば短距離走のスプリンター、長距離走のマラソンランナー。カラダつきって違いますよね?
スプリンターは筋肉質で大腿部など下肢がしっかりしており、上半身も肩周りからしっかり筋肉が発達しています。短い距離をどれだけ速く走れるかが大事ですので、持久的な筋肉よりは瞬発的な筋肉がより発達するため、筋肉も強くある程度ガッチリすることで短距離を走るために最適なカラダへと変化していきます。
マラソンランナーは筋肉質というよりは、無駄な脂肪がなく筋肉も走るために必要最低限に抑えられています。筋肉は重いのでなるべく必要最低限とし、カラダを軽くすることで長い距離を走るのに適したカラダへと変化していきます。
明らかに筋肉量が違うということがわかりますね。
ここで振り返りたいのですが、痩せるためには筋肉が必要という話は以前してきましたので割愛いたしま(他のブログでお伝えしてますのでお時間ある方はそちらもご覧になってください)
食事の内容・カロリーなどは別として、有酸素運動だけ続けているとカラダがどうなっていくのかイメージできたかと思います。皆さんはどちらのカラダになりたいですか?
ただ細くてスリムなのか、筋肉のメリハリがあるスリムなのかどちらが良いでしょうか?私はゴリゴリがいいです(笑)
どちらがいいのか悪いのかというのではなく、そこは個人個人で違いがあって当たり前です。ここで言いたいのは、ダイエット=有酸素ではないということ。どちらもなりたいカラダになるためにバランスが大事だということです。
ダイエットは体脂肪を落として健康的にスリムになることです。そこを目指すのであれば、初めはしっかりと筋肉をつけて基礎代謝量を上げて痩せやすいカラダにしておくこと。つまり太りにくにカラダにしておくことです。そのベースがあって有酸素運動を入れてみたり、自分のなりたいカラダを意識したトレーニングバランスが大切になってきます。ちなみに私はゴリゴリを目指していますので、基本有酸素運動はしません。食事管理でコントロールします。もし有酸素運動をしても、大会前に絞りきれない時に少し入れるくらい。ちなみに今週末の大会に向け有酸素運動しています...(笑)
是非上記で伝えた「ダイエットの勘違い」を振り返って、ご自身のボディメイクの参考にしてみてくださいね。
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